宮原果樹園
秋田のシンボル「太平山」の恩恵を受けて
太平山より流れる太平川と八田川の流域には古くから集落が拓けており当園は木曽石という集落に開拓者として入植しました。現在家族8人で果樹と野菜を栽培する観光農園を経営しております。当園の経営方針として「お客様の要望にこたえる」をモットーに果物を栽培しています。その一方で宮原果樹園の個性、カラーを大事にしています。現在、スーパーや雑貨店等が立ち並ぶ中、私たちは「ウチでしか出来ないことは何なのか」という事をテーマに掲げ、試行錯誤を繰り返しています。新鮮で安全な果物を直売しておりますので最寄の際にはぜひ、宮原果樹園のご利用おねがいします。
太平の歴史と由来
太平山より流れる太平川と八田川の流域には古くから集落が拓けており当園は木曽石という集落に祖父が開拓者として入植した。古代の埋蔵文化財が度々発掘されている。太平という地域名の由来は5つの説がある。①中世には大江氏(永井氏)領であった説。「太平」の元の読みは「おいだら」であるが、由来は②「大江平」(おおえだいら)であるとする説(久保田能落穂)、③「狼平」(おおいぬだいら)であるとする説(地名辞書)、④ジブリ作品「もののけ姫」に登場する巨人「オイダラボッチ」であるとする説(秋田の今と昔)。⑤アイヌ語で「山の麓の動揺する地」の意だとする説がある。
旬の果物を園地内にて
直売しています
栽培作目として、リンゴ、ブドウ、梨、桃を主に作っています。その他にも、ブルーベリーや栗、イチジク等様々な品目を用意しております。販売方式として農家直売として行っているため、新鮮さ、品質の高さ、値段の安さに定評があります。「美味しいものを安く」が当園の経営理念です。また、来園されるお客様に喜んでいただくためにリンゴ狩り等のイベントも行っております。
気温の高低差が
生み出す極甘果実
秋田県は非常に温度差が激しい地域であり、環境に左右されつつも作物は力強く育っています。この環境の厳しさが果物の味を凝縮させ、甘みを引き出してくれます。太平山の雪解け水の恩恵を受けて育った自慢の果物です。ぜひ、みちのく秋田の味をご愛顧くださるようお願いします。
グリンツーリズムへの
積極的な参加
10月中旬頃よりりんご狩り体験を実施しております。
秋田のシンボル「太平山」を背景に真っ赤に実ったリンゴを収穫しませんか。家族や友人、みんなでワイワイと楽しと楽しむことができます。
幼い頃に遊んだ、山や川を思い出しながら秋を楽しんでください。皆様のお越しを心よりお待ちしております
当園のこだわり
有機への挑戦」
樹、果実を形成するにあたって最も大事な肥料は、冬期に自分で仕込みます。材料は身近にある天然資材を使って作ります。この資材を独自のブレンド方法で混ぜ合わせ1ヶ月間発酵させて完成。この肥料は樹体だけでなく、土に生存する昆虫、微生物の餌になります。昆虫たちのフンがまた栄養に、微生物が土を柔らかくする等、多くの相乗効果をうみます。発酵肥料は樹だけではなく、樹の根が張っている「土」を元気にしてくれます。土が肥えれば樹が元気になって美味しい果実がなってくれるのです。
果物は温度の低い朝収穫
秋田は昼夜の温度差が激しい地域です。秋ごろでは昼20~25℃、夜になると5~15℃位まで冷えます。この環境が甘みを大きく引き出してくれるのです。また、果物の生理として果実は夜冷えるにつれ、甘みの素となるエネルギーを溜めこみます。昼、気温上昇と共に成長するために溜めこんだエネルギーを消費、放出していきます。つまり、温度の低い朝方に 収穫することが糖度アップに繋がるのです。
直売所ならではの大きさ
当園は市場出荷は一切せず、直売のみで運営しております。大手の市場とは違い販売経路が限定される直売農家は品質で勝負しなければなりません。「ウチの自慢」は大きさです。市場出荷では大きすぎる物は大味、日持ちしない、規定量が確保できない等の理由から規格外とされてしまいます。しかし、当園では売れ筋No1の1級品となります。この直売所ならではの規格サイズは、消費者が生産者を正しく評価してくれる「本物の規格サイズ」だと私は考えます。